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PED NDT承認制度

EUにおけるPressure Equipment Directive(PED97/23/EC)は、1999年11月29日に施行され、2002年5月29日から強制施行されました。それに伴って、EU域内で流通又は使用されるカテゴリⅢ及びⅣの圧力機器の溶接継手に対する非破壊試験(NDT)に関わる試験技術者は、特別の適格性証明が求められることになりました。
適格性証明を得る手段の一つとして、現在、我が国のほとんどの企業においては、SNT-TC-1AをベースとしたAuthorized InspectorのOn-site auditによる方法で証明を取得されております。この件に関して、関連企業から、手続き・管理の簡素化及び費用の低減化を図るため、当協会のJIS Z2305による認証をベースとした証明取得ルート構築の要望が寄せられました。当協会では、非破壊試験技術者認証の国際化対応及び技術者へのサービスの一環として、PED NDT承認制度の構築を決定し、その第1段階として、2005年5月に、英国非破壊試験協会(BINDT)との間で、PED承認のための協定(MOU)を締結いたしました。その後、ワーキンググループを立ち上げ、BINDTと具体的内容の検討を進めました。2006年7月にPED NDT承認申請方法等が決まり、2007年よりPED承認申請のために必要なサプリメント試験を実施致します。ただし、PEDサプリメント試験に関しましては、JIS Z 2305の試験と異なり、試験実施最小人数が集まらない場合、試験実施を中止しますので予めご了解願います。
なお、今回のPED NDT承認制度によるPED NDT承認証明書は、JIS Z 2305資格証明書と合わせて用いることでEU加盟国内で有効となりますがEN 473資格証明書ではありません。

PED サプリメント試験

PED NDT 承認申請

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